Self Esteem, Self Care, Self Love ー思春期の自分に伝えたいことー

人生の中で後悔していることがただ1つだけある。


思春期の頃、自分を愛してあげられなかったこと。

自分を認めてあげられなかったこと。

自分を受け止めず、否定し続けたこと。

私は、他人とは違う自分の内面的な要素、世間の美の基準に当てはまらない外見的な特徴、人に知られたくない過去にうまく向き合うことができなかった。

生まれ育ってきた環境、家庭や学校で身近に時間を過ごした仲間からの影響などが理由として思い浮かぶが、ここではこの理由に深入りはしない。


ここで一番伝えたいのは、

“Be your own best friend.”

自分自身があなたの一番の親友になってあげて。


あなたの親友を思い浮かべてみて。

その子ってとても心強くて頼りにできる。

どんな状況でも自分を見捨てずそばにいてくれて、何があっても自分の元から離れないってわかっているから。

その子はいつも自分をより良い道に導いてくれる。自分がどれだけ素晴らしいか、努力をしてきたか、価値があるのかを気づかせてくれる。


その子と自分の関係は、共通の思い出や信頼があるからこそ成り立つもの。

その子が自分の人生に関わってくれてよかったと、心の底から感謝の気持ちが溢れる。


あなたには、まさに‘その子’になってほしい。

その子’があなたを大切に思うように、あなたもあなた自身を同じくらい大切にしてほしい。

その子’が与えてくれる愛と同じくらいの愛を自分自身に注いであげて。


何かに失敗した時。

「また失敗した。なんで自分はこんなにもダメなんだろう。自分でいるのが嫌になる。」

と思う前に、そんな自分を受け入れてあげてほしい。

「このような失敗をした。でも自分はがんばった。どうやったら改善できるか。次何をすれば同じミスを防げるか。」

このように、

自分の取った行動が正しかろうが間違っていようが、自分自身含め、その全ての状況を受け入れること。


これは物事を1つの視点からではなく、

見る範囲を広げて客観的に判断することができるため、

状況の向上、改善につながる。


自分自身のことよりも他人の目が気になる人へ。

自分ってネガティブなんだよな、と感じる人へ。


ここで少し私について。

9歳の頃に人から’嫌われる’という感情を覚え始め、

外見のコンプレックスを持ち始めたのもこの頃だった。

その時期から高校卒業まで、自分の作り上げた否定的な思考の中で自分という一個人に目をむけてきた。

それから今に至るまで、もうかれこれ2年以上は経つが、

生活の拠点を異国のカナダに変え、日々セルフケアの向上に努めている。


自分はたった一人。人生だって一回のみ。

自分の人生をデザインする権利が自分しかないのに、それを放棄したり他人に譲り渡してどうする。無駄にもほどがある。


「嫌味を言われて気分が悪いな。」

「自分はこうしたいけど他の人はどう思うかな。」

「自分は何をやってもできないしなあ。」

「どうせ何をやったって意味ないよな、何も変わらないんだから。」

「今さら新しいことを始めてみるのなんて遅いよな、自分出遅れたよな。」

こんなネガティブ思想は、この世に生きていたらどこにでも浮遊している。


ここでカギになってくるのが、

自分に自信/自己肯定感/自分への愛があるかないか。

これらが存在していない場合、

物事の否定的な面を対処する能力がなく、自分の芯がブレやすい状態のため、

ただ悪循環に陥ってしまう。

また、自分に対して降ってくる利益はゼロなため、何も解決、進展しない。


否定的な空気や雰囲気にのめり込まれる前に、

自分への愛、自分を防備する要素が自分に備わっていれば、

これらに自分のマインドを操られる必要がないし、

無駄に時間を奪われるのもなくなる。


プラス、利点として、

どうすればこの状況を改善できるかといったポジティブ思考の癖がつく。

そうすると、実用的なアイディアが生まれやすくなるし、

自分の周りを囲む人々と、エネルギッシュで活発的な雰囲気を共有できる。


自信をつけるため、愛するために自分が常に心に置いている習慣


①自分のプレゼンテーションの仕方を知る

簡単にいうと、身に着けるもので自分をどう良く見せるか。


自分はファッション通でもなんでもなく、ただ気に入った服を日々着ている。

世の中にはたくさんのブランドからスタイルまで様々なタイプの衣服が売られている。


その中で、この服トレンドだからとかかわいいなで選ぶのではなく、

どんな服が自分をよく見せてくれるかを熟知すること。


自分にとってお気に入りの体のパーツがあるとしたら、

その部分を強調し、よく見せてくれる服を着ることで、

それぞれの個性を活かせるのではないか。


コンプレックスも存在するが、それを必死に隠そうとするより

自信のあるパーツを表に出すことに集中した方が、

毎日の服選びも楽しくなるのではないか。


自分は常にこの考えを頭に置いて服を選んでいる。

これの何が良いか、

それは衣服のチョイスで自信を身に着けることができる。

似合った服を着ている自分を見ると、どこかしらか良い気分になり自信が溢れてくる。

毎日をスタートさせるための質の良い方法であり、

以前と比べ、この考え方を発見してから、

日々の生活がより前向きで行動力に優れたものになったと感じる。


これが、私の行っている自信を生み出す方法。


②自分は自分


悲しいことにこの世の中には、

他人の不幸が自分の幸せに感じる人がいる。

他人の幸せを素直に受け入れられずに妬み、

時にはその人を傷つけようとする人もいる。

つまり、何をやっても自分を批判してくる人は絶えないということだ。


最近、食べ過ぎで少し太ってきてしまった。

気付いてはいたが、そこまでは気にしていなかった。

だが、周りからはデブ、太ったね、ダイエットした方がいいんじゃない、と言われたので

食事制限や運動などに試みる。

数ヶ月の努力の末、戻りたかった体型以上に痩せることに成功した。

満足のいく結果ですごく嬉しかった。

そうすると周りからは、ちょっと痩せすぎなんじゃない、もう少しふっくらしていた方が健康的だよと言われた。


こんな結果になるなら、

最初の時点で他人の意見なんて無視するべきだった。


好きな時に、食べられる時にたくさん食べていいし、

ダイエットが必要かな、と自分で自分の体を見て決意した時にダイエットすればいい。

他人の意見を元に自分の生活をコントロールする必要は

全くを持ってないということ。


自分の意思が固まっていないのに行動しても

人生を棒に振っているだけ。相手の思う壺。


あなたが何かをするたびに文句を言ってくる人。

理由なしにあなたをけなしてくる人。

あなたの意思を聞こうともせず、意見を押し付けてくる人。

今までに何人出くわしてきたことか、、、


そういう毒を持っている人は

自分の視界から消し去るのが一番の対処方法。


あなたは素晴らしい。

そんなあなたの価値を理解できない人が、

あなたの時間を無駄にする権利なんて存在しないし、

ましてやあなたもそれに悩まされる必要はないということ。


毒には触れずに静かに取り除く。

毒を持っている人の世界なんて

見る必要もないし知る必要もない。

自分の持っている幸せ、今後やってくる幸せに目を向け、それに感謝をする。


これが、私の行っている自分の幸せを保つための習慣。


学生時代、

周りの友達が嫌味ったらしくこう言っていたのを思い出す。

「あの子って絶対自分のことかわいい/かっこいいって思ってるよね」

「あの子って絶対自分のこと好きだよね」


それの何が悪い。

自分が好きで何が悪い。


今になって思うことは、

人に迷惑をかけるとか、傷つけない限り、

やりすぎじゃないかってくらい自分を好きでいいと思う。

またそれを口に出して人に伝えたっていいと思う。


そうすることで自信が生まれるんだから。


芸能人や有名人って当たり前にファンがついているが、

そういう人たちって

自分自身を好きでないと自信は生まれてこないし、

自信がなかったらあんなに魅力的に見えないはず。


コンプレックスがあったっていい。

自分をよく思わない人がいたっていい。

あなたのそばにいてくれる人、

あなたを慕ってくれる人、

あなたを信頼してくれる人、

そしてあなたを愛してくれる人に目を向けて。


今頭に浮かんだ人たちを失わないように一生大切にしてあげてほしい。

そのための努力も忘れないで、一緒に過ごせる時間は限られているから。


最後に一番忘れてはいけないのが、

あなた自身の存在。


あなたがどれだけ価値があって、愛されていて、美しいか。

少し恥ずかしいかもしれないけど、

大切な人にあなたの素敵なところを聞いてみるのも良い。


あなたにとって、あなたが一番の理解者になってあげてね。


時間の要することだけど、

その過程に意味があるから焦らずに。

私自身も現在奮闘中。


心と体なんて1つにまとまっているのに

両方の働きをうまく合体させるのは

なぜかとても難しいんだよなあ。


「他人を愛する前に自分を愛せ」

この意味が以前は理解できなかったが、

今になってようやく理解できた気がする。




Nao

We Cry

ふと思いついたアイディア、 あの日から解せないこと、 引き出しの中で眠っている絵。 そのままにしてしまうのは なんて悲しいことなんだろう。 だったらそれをシェアして広めようよ、 そこから新しいものが生まれたら 素敵だよね。 という思いから、このウェブサイトを プラットフォームとして、 ジャンルも形も問わず 何でも自由にシェアしていきます。

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